ケミカルピーリングについて

ピーリングとは英語で剥ぐ(peel)という意味をもつ言葉です。
化学(ケミカル)薬品を皮膚に塗布し、皮膚の角質層を剥離することで皮膚の再生を促します。シミ、くすみ、小ジワ、ニキビ、脂漏性皮膚炎などに改善に期待できます。

薬品で皮膚を薄く溶かすので、処置中、処置後には多少のひりひりとした痛みが出ることがあります。
当院では、使用する薬剤に、ジョルビ、ノブ製グリコール酸を使用し、痛みが少なく安全にケミカルピーリングを行うことができます。

ピーリング施行時のご注意

1:施術前

 前日 当日は、顔剃り 脱毛 スクラブ剤の使用は中止して下さい。

当日はお化粧は薄め、できればしないで来院してください。

 

2:施術後

   施術後の肌はとてもデリケ−トで、紫外線の影響を受けやすくなってます。

    1:肌をゴシゴシこすったり、スクラブ剤の使用はさけて下さい。

    2:翌日よりお化粧をしてかまいませんが、低刺激性の製品をお使い下さい。

      (当日はお化粧は軽めにして、お休み前には落としてください。)   

 

3:日焼け止めクリ−ムを日中は必ずお使い下さい。                                        

   数日間は肌のつっぱり感、乾燥感があっても心配いりません。

   赤みがとれない、水疱ができた、などの変わったことがあればご連絡下さい。

 

ピーリング当日のながれ

1:石鹸洗顔(お化粧されている方はクレンジング洗顔) 

2:ピーリング剤塗布(210分)

3:ピーリング剤の反応を終了中和させる液体の噴霧

4:洗顔(洗い流す程度で結構です)

5:ビタミンCのイオン導入)

6:(肌が乾燥しやすい人は乳液を塗ってください)

7:日焼け止めクリーム塗布

以上で1回終了です。

これを、週に1回ないし、2週間に1回行います。皮膚が慣れてくるにしたがって、ピーリング剤塗布時間を長くしていきます。(ピーリング剤塗布時間が長いと、皮膚の剥がれる深さが深くなり、効果も高くなりますが、その分、一時的なひりひり感、赤みは強くなります)

 

ピーリングの副作用

・処置中、処置後のひりひりする痛み

・処置後に一時的に色素沈着を来すことがあります。(特に日光にあたると起きやすいので紫外線防御を

しっかりと行ってください)